エージェントの選び方
同じ業界でも、職種によって求められるものが違います。どの職種で動くかが決まると、どのエージェントを見るかも決まります。
業界ごとにあるのは、その仕事に就いている人の興味の向きと、大事にしていることです。
カードの記号は、その業界の6つの向きの凹凸です。上が、その業界で相対的に強い向き。図の読み方
IT・エンジニア2業界
- エンジニアの転職エージェント、「IT向き」では選べない——9職種で、形が割れる
エンジニアの転職エージェントを選ぶ前に、9職種のどれに近いかを決めます。「IT向き」と一括りにしても、プログラマーとPMは数値がほぼ逆の形でした。どちらに近いかを、厚生労働省の職業データで確かめてから面談に行きます。
この業界の形 手を動かすが高く、表現するが低い - 社内SEの転職エージェント、「開発から逃げる」は当たらない——ITと同じ場所
社内SEの転職エージェントを選ぶ前に、3職種のどれに近いかを決めます。「開発から逃げる」は当たらず、社内SEとIT・エンジニアは総当たりで5番目に近い位置にあり、社内SEから見ていちばん近い業界でした。厚生労働省の職業データで見ています。
この業界の形 手を動かすが高く、表現するが低い
技術・研究・ものづくり7業界
- メーカー技術職の転職エージェント、「待遇で選ぶ」では外す——同じ形は研究職だけ
メーカーの転職エージェントを選ぶ前に、動機の中心が触ることか突き止めることかを決めます。「待遇で選ぶ業界」の前提では外し、満足の1位は専門性でした。手を動かす向きも調べる向きも上位5に入るのは、37業界で研究職とここだけです。厚生労働省の職業データです。
この業界の形 手を動かすが高く、表現するが低い - 金属加工の転職エージェント、「工場の仕事」では選べない——組立とは、満足の順が逆
金属加工の転職エージェントを選ぶ前に、11職業のどれに近いかを決めます。「工場の仕事」で括ると、隣の組立・生産ラインとは向き方でほとんど区別がつかず、割れるのは満足の上位に来る項目の順番でした。正反対です。厚生労働省の職業データで見ています。
この業界の形 手を動かすが高く、表現するが低い - ライン作業の転職エージェント、「関わらない仕事」は向きでは当たる——満足は条件側
ライン作業の転職エージェントに面談で伝える1点を、関わらずに済むことか働く条件かで決めます。「関わらない仕事」は当たり、人と関わる向き方が37業界でいちばん低く、満足の1位も2位も仕事の中身ではなく働く条件でした。厚生労働省の職業データで見ています。
この業界の形 手を動かすが高く、表現するが低い - 食品工場の転職エージェント、「食べ物を作る」では外す——手順の向きは製造系で1位
食品工場の転職エージェントを選ぶ前に、15職業のどれに近いかを決めます。「食べ物を作る仕事」で探すと外し、いちばん近いのは飲食ではなく、実体は止めずに回す側の業界でした。決まった手順を守る向き方は、製造系5業界でいちばん上です。厚生労働省の職業データです。
この業界の形 手を動かすが高く、表現するが低い - 化学メーカーの転職エージェント、「化学」では選べない——装置で作るか、手で作るか
化学メーカーの転職エージェントを選ぶ前に、16職業のどれに近いかを決めます。「化学」と一言で言っても、装置で作る仕事と手で作る仕事が同じ看板の下にあります。製造系5業界でこの業界だけ、表現する向き方が高く出ていました。厚生労働省の職業データです。
この業界の形 手を動かすが高く、表現するが低い - 研究職の転職エージェント、「研究が好き」は当たる——隣の業界は37業界で最も遠い
研究職の転職エージェントを選ぶ前に、外に受け皿があるかを見ておきます。「研究が好き」は当たり、調べて突き止める向き方も専門性を重く見る度合いも37業界の頂点でした。ただし隣の業界までが、37業界でいちばん遠い業界です。厚生労働省の職業データで見ています。
この業界の形 調べて突き止めるが高く、表現するが低い - 農林水産の転職エージェント、「農業は特殊」は当たらない——隣はメーカー技術職
農林水産(農業・林業・漁業)の転職エージェントを選ぶ前に、満足の中心が手応えか裁量かを決めます。「農業は特殊だから比べられない」は当たらず、隣はメーカー技術職、次が社内SEでした。手を動かす向き方は37業界で同率の1位です。厚生労働省の職業データです。
この業界の形 手を動かすが高く、表現するが低い
建設・インフラ・運輸5業界
- 施工管理の転職エージェント、「手を動かすのが好き」では足りない——ITも上位の帯
施工管理の転職エージェントを選ぶ前に、ITとの分かれ目を見ておきます。「手を動かす仕事が好き」と伝えても、手を動かす向き方はITと同じ上位の帯で、分かれ目は人と関わる向き方のほうにありました。設計と施工管理も、別の仕事です。厚生労働省の職業データです。
この業界の形 手を動かすが高く、表現するが低い - ドライバーの転職エージェント、「消去法」は当たらない——売り込む向きは最低
ドライバーの転職エージェントを選ぶ前に、この業界の位置を見ておきます。「消去法」は当たらず、売り込む向き方も調べて突き止める向き方も37業界で最低でした。「人と関わる量を減らしたい」人には、選択肢になります。厚生労働省の職業データで見ています。
この業界の形 決まった手順を正確に回すが高く、表現するが低い - 鉄道の転職エージェント、「乗り物が好き」では足りない——隣は、ビルメンと食品製造
鉄道の転職エージェントを選ぶ前に、11職業のどれに近いかを決めます。「乗り物が好き」だけでは足りず、決まった手順を守る向き方が37業界で3番目に高く、いちばん近いのはビルメンテナンスと食品製造でした。厚生労働省の職業データで見ています。
この業界の形 手を動かすが高く、表現するが低い - 建設職人の転職エージェント、「建設」では外す——隣は施工管理ではなく食品製造
建設の職人が転職エージェントを選ぶ前に、20職業のどれに近いかを決めます。「建設」で探すと施工管理が出てきますが、いちばん近いのは施工管理ではなく食品製造で、同じ業界だと思って動くと外します。厚生労働省の職業データで近さを測っています。
この業界の形 手を動かすが高く、表現するが低い - ビルメンの転職エージェント、満足の1位に裁量——認知と報酬の重みは下から2番目
ビルメンの転職エージェントに面談で伝える1点を、見られず口も出されないのを良い取引と思えるかで決めます。報酬と社会的認知を大事にする度合いは37業界で下から2番目なのに、満足の1位に自分の裁量が並びます。厚生労働省の職業データです。
この業界の形 手を動かすが高く、表現するが低い
医療・福祉5業界
- 介護の転職エージェント、「関わるのが好き」では足りない——動かす向きは低い層
介護の転職エージェントに面談で伝える1点を、37業界の数値で決めます。「人と関わるのが好きだから営業へ」は動かす向きの差がいちばん大きく、人と関わる向き方は37業界で2番目に高いのに、人を説得し動かす向き方は低い層でした。厚生労働省の職業データです。
この業界の形 人と関わるが高く、表現するが低い - 医師の転職エージェント、「条件」では足りない——関わる向きは医療系5業界で最下位
医師の転職エージェントを選ぶ前に、6職業のどれに近いかを決めます。「条件」だけでは足りず、報酬と社会的認知を重く見る度合いが37業界で最も高い一方、人と関わる向き方は医療系5業界の最下位でした。厚生労働省の職業データで見ています。
この業界の形 人と関わるが高く、表現するが低い - リハビリの転職エージェント、「寄り添う仕事」は半分——突き止める向きも上位の層
リハビリの転職エージェントを選ぶ前に、6職業のどれに近いかを決めます。「寄り添う仕事」は半分で、人と関わる向き方が37業界で最も高く、同時に調べて突き止める向き方も上位に入る唯一の業界でした。厚生労働省の職業データで見ています。
この業界の形 人と関わるが高く、表現するが低い - 臨床検査技師の転職エージェント、「白衣の仕事」は外す——手を動かす向きは同率1位
臨床検査技師の転職エージェントを選ぶ前に、6職業のどれに近いかを決めます。「白衣の仕事」だと思って選ぶと外し、手を動かす向き方は37業界で農林水産と並んで最も高く、印象と数値がずれていました。隣にいたのは、鉄道と航空の現場です。厚生労働省の職業データです。
この業界の形 人と関わるが高く、表現するが低い - 福祉の転職エージェント、「介護と同じ」は外す——手を動かす向きは医療5業界で最低
福祉の転職エージェントを選ぶ前に、介護との分かれ目を見ておきます。「介護と同じ」だと思って探すと外し、手を動かして形にする向き方は37業界で下から2番目で、医療の周辺5業界でも最も低く出ました。厚生労働省の職業データで見ています。
この業界の形 人と関わるが高く、表現するが低い
接客・販売4業界
- 販売の転職エージェント、満足の上位3は積み上がりの外——37業界で2つだけ
販売の転職エージェントに面談で伝える1点を、積み上がるものが欲しいかどうかで決めます。積み上がるかどうかはデータの外ですが、満足の中心にあったのは専門性でも達成感でもなく、対人関係と働く条件でした。この形は37業界で2つだけです。厚生労働省の職業データです。
この業界の形 人と関わるが高く、調べて突き止めるが低い - 飲食の転職エージェント、手を動かす向きと関わる向きが両方高い——37業界で8つ
飲食の転職エージェントに面談で伝える1点を、回すことか作ることかで決めます。手を動かす向き方と人と関わる向き方が、どちらも飲食の水準に届く業界は、37業界で8つだけでした。表現する向き方も37業界で6番目です。厚生労働省の職業データで見ています。
この業界の形 人と関わるが高く、表現するが低い - ホテルの転職エージェント、「続けられるか」では選べない——満足は手応えと人から
ホテルの転職エージェントを選ぶ前に、満足の元がどこにあるかを見ておきます。「続けられるか」だけでは選べず、良好な対人関係を重く見る度合いが美容・理容と並んで37業界で最も高いのに、雇用や生活の安定性の重みは下から4番目でした。厚生労働省の職業データです。
この業界の形 人と関わるが高く、調べて突き止めるが低い - 美容師の転職エージェント、「作るのが好き」は半分——相手が目の前にいます
美容師の転職エージェントに面談で伝える1点を、手で形を作ることか相手の反応かで決めます。「作るのが好き」だけでは半分で、表現する向き方と人と関わる向き方が同時に37業界の上位3に入る、唯一の業界でした。厚生労働省の職業データで見ています。
この業界の形 人と関わるが高く、決まった手順を正確に回すが低い
ビジネス・事務7業界
- コンサルの転職エージェント、「分析」では足りない——手より、人を動かす仕事
コンサルの転職エージェントを選ぶ前に、4職種のどれに近いかを決めます。「分析が好き」だけでは足りず、人を説得し動かす向き方が37業界で2番目に高い業界でした。手を動かす向き方は下から3番目です。厚生労働省の職業データで見ています。
この業界の形 人を動かすが高く、表現するが低い - 営業の転職エージェント、「話すのが好き」では外す——動かす向きは介護より上
営業の転職エージェントを選ぶ前に、7職種のどれに近いかを決めます。「人と話すのが好き」だけでは外し、営業と医療・介護は人と関わる向き方が近いのに、人を説得し動かす向き方で離れていました。面談で伝える1点を、厚生労働省の職業データで決めます。
この業界の形 人と関わるが高く、表現するが低い - マーケティングの転職エージェント、「表現か分析か」では選べない——両方が上位の層
マーケティングの転職エージェントを選ぶ前に、業界の形を見ておきます。「表現か分析か」の二択は当たらず、表現する向き方も調べて突き止める向き方もどちらも上位の層でした。両方を持つ5業界で、人を動かす向き方が最も高い業界です。厚生労働省の職業データです。
この業界の形 人を動かすが高く、手を動かすが低い - 経理の転職エージェント、「いまが合っている」では足りない——課長級で形が変わる
経理の転職エージェントを選ぶ前に、担当か課長級かを決めます。「いまの仕事が合っている」だけでは足りず、人と関わる向き方も人を動かす向き方も、課長級で大きく上がっていました。「このままでいいのか」に直接効く差です。厚生労働省の職業データで見ています。
この業界の形 決まった手順を正確に回すが高く、表現するが低い - 金融の転職エージェント、「数字の仕事」では外す——人と関わる向きのほうが上
金融の転職エージェントを選ぶ前に、8職業のどれに近いかを決めます。「数字の仕事」だと思って入ると外し、人と関わる向き方のほうが高く出ていました。専門性と安定が同時に満足の中心にある、珍しい形です。厚生労働省の職業データで見ています。
この業界の形 人と関わるが高く、表現するが低い - 管理職の転職エージェント、「人を動かす」では足りない——守る向きも37業界で最高
管理職の転職エージェントを選ぶ前に、3職種のどれに近いかを決めます。「人を動かす」だけでは足りず、人を動かす向き方も決まった手順を守る向き方も、37業界の最高値でした。この2つが同時に最高値の業界は他にありません。厚生労働省の職業データで見ています。
この業界の形 人を動かすが高く、表現するが低い - 一般事務の転職エージェント、「頭を使う仕事」では外す——調べる向き37業界36位
一般事務の転職エージェントを選ぶ前に、11職業のどれに近いかを決めます。「頭を使う仕事」だと思って選ぶと外します。調べて突き止める向き方は、37業界で下から2番目でした。厚生労働省の職業データで見ています。
この業界の形 決まった手順を正確に回すが高く、表現するが低い
専門職・公共4業界
- 税理士の転職エージェント、「人と関わらない」では外す——関わる向きは37業界7位
税理士の転職エージェントに面談で伝える1点を、正確に回すことか決めながら進めることかで決めます。「人と関わらない専門職」は当たらず、人と関わる向き方は37業界で7番目に高い層でした。低いのは、手を動かす向き方のほうです。厚生労働省の職業データで見ています。
この業界の形 人と関わるが高く、表現するが低い - 公務員の転職エージェント、「公務員」では選べない——6職種の開きは37業界で最大
公務員の転職エージェントを選ぶ前に、同じ庁舎の中の分かれ目を見ておきます。「公務員」の一語では選べず、37業界を並べたとき、業界の中の差がいちばん大きい業界でした。6職種のどれの話かで、答えが変わります。厚生労働省の職業データで見ています。
この業界の形 人と関わるが高く、表現するが低い - 警察・消防・自衛隊の転職エージェント、「安定」では足りない——3つに割れる
警察・消防・自衛隊の転職エージェントを選ぶ前に、8職業のどれに近いかを決めます。「安定」の一語では足りず、雇用や生活の安定性を重く見る度合いは37業界で最も高いのに、私生活との両立の重みは最下位でした。厚生労働省の職業データで見ています。
この業界の形 人と関わるが高く、表現するが低い - 弁護士の転職エージェント、「規則を当てはめる」では外す——調べる向き37業界2位
弁護士の転職エージェントを選ぶ前に、10職業のどれに近いかを決めます。「規則を当てはめる仕事」は当たらず、調べて突き止める向き方は37業界で2番目に高い層でした。隣にいるのも、士業ではなく金融です。厚生労働省の職業データで見ています。
この業界の形 人と関わるが高く、表現するが低い
教育・クリエイティブ・メディア3業界
- クリエイティブの転職エージェント、「実績あり」では足りない——満足の中心は専門性
クリエイティブ職(デザイナーなど12職種)の転職エージェントを選ぶ前に、消耗の理由が表現かどうかを決めます。「実績はある」だけでは足りず、満足の中心は専門性、達成感より上でした。安定を重く見る度合いは37業界で最も低い数値です。厚生労働省の職業データです。
この業界の形 表現するが高く、決まった手順を正確に回すが低い - 教員の転職エージェント、「人が好き」では足りない——表現する向きも上位の層
教員の転職エージェントを選ぶ前に、11職種のどれに近いかを決めます。「人が好き」だけでは足りず、表現する向き方も同時に上位で、この2つが揃うのは37業界のうち2つだけでした。厚生労働省の職業データで見ています。
この業界の形 人と関わるが高く、決まった手順を正確に回すが低い - マスコミの転職エージェント、達成感の重みは37業界一——安定の重みは下から3番目
マスコミの転職エージェントを選ぶ前に、9職業のどれに近いかを決めます。手応えがあるかはデータの外ですが、達成感の重みは37業界で最も高く、安定の重みは下から3番目で、この開きは37業界最大です(クリエイティブとほとんど並ぶ)。厚生労働省の職業データです。
この業界の形 人と関わるが高く、決まった手順を正確に回すが低い
37業界を1枚で見比べるなら業界別の向き・不向き一覧が早いです。この向き・不向きを何から出しているかは読み方にあります。